内容説明
TRMM(熱帯降雨観測衛星)からGPM(全球降水観測計画)主衛星へ。世界の雨を宇宙からレーダーで観測する画期的なミッションは、日本独自の技術でなしとげられた。台風による大雨や集中豪雨による被害は、大きな社会問題になっている。JAXAが世界に誇る成果を得るまでには、数々の難関に挑んだ多くの技術者や研究者の努力があった。これまで語られなかったTRMMミッションの長い歴史をふり返る。感動のノンフィクション!
目次
第1章 GPM/DPR
第2章 電波研究所
第3章 NASA
第4章 TRMM
第5章 H‐2ロケット
第6章 TRMM計画スタート
第7章 日米共同計画
第8章 打ち上げ
第9章 レーダー
第10章 初画像
第11章 ミッション延命
第12章 変わりゆく地球と雨
著者等紹介
寺門和夫[テラカドカズオ]
一般財団法人日本宇宙フォーラム主任研究員、科学ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。