ホンのひととき―終わらない読書

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ホンのひととき―終わらない読書

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  • サイズ B6判/ページ数 213,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620322506
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

内容説明

偏読、雑読、併読、積ん読―楽しみ方いろいろあります。年間300冊の本を読み、読書家で知られる女優の初エッセイ。

目次

1 ホンのひととき(ひとりきりになれる場所;ままごと遊び;診療所の待合室で ほか)
2 読書日記2011~2014(ルーツを探して;物語の神様に救われる;母子相克―あまりにも濃密な ほか)
3 書評の本棚(美しいものは消えない―遠藤周作『砂の城』;花火のように散る恋―井上荒野『もう二度と食べたくないあまいもの』;不確かなものに惹かれ―百田尚樹『プリズム』 ほか)

著者等紹介

中江有里[ナカエユリ]
1973年生まれ。大阪府出身。女優・作家。89年芸能界デビュー。2002年「納豆ウドン」で第23回「BKラジオドラマ脚本懸賞」で最高賞を受賞。読書家としても知られ、NHK‐BS「週刊ブックレビュー」で長年司会を務めた。現在、NHK「ひるまえほっと」で本の紹介を担当するほか新聞、Webに読書エッセイを連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

❁かな❁

157
読書家で有名な女優、中江有里さんの本に関するエッセイ。中江さんが子供の頃から本が大好きって想いがとても伝わってきました♪私もよく併読していますが、中江さんも併読することをオススメされていて共感できたり、同じ大阪出身なので親近感もわきました*中江さん本当にいろんなジャンルの作品を読まれていて、普段読まないような本とかも載っていて気になり、読みたい本がまた色々増えてしまいました^^;こちらでは約100冊の本の紹介されていました!装丁はクラフト・エヴィング商會。とても読みやすく楽しめました♪良かったです♡2015/03/30

hiro

140
中江有里という名前を聞けば、以前は女優、今は脚本家、作家というイメージがする。この本は年間300冊以上を読むという、中江さんの本に対する愛情を強く感じることができる初エッセイ。ベストセラー、漫画、恋愛小説はあまり読まないらしいが、この本に出てきるのは、小説だけでなく、政治家、憲法、贈与、お金、プレゼン術、ウルトラマン、セクハラ、オリンピック、そして女優らしく、高倉健、上岡龍太郎、児玉清の本と、大変幅広いことに感心する。もちろん、新人小説家には必読の大沢在昌著『小説講座 売れる作家の全技術』もでてきた。2014/11/24

takaC

90
第I部「ホンのひととき」第Ⅲ部「書評の本棚」と比べて段組の第Ⅱ部「読書日記2011~2014」は若干読みにくかった(日付を全部○月△日にしている理由も不明だった)が全体的に中江さんらしい語り口を楽しめた。2016/09/29

ぶんこ

75
15歳から女優の仕事をされ上京。寂しくなると読書をして癒されたそうです。女優だけではなく脚本家、小説家としても活躍されてる事、全く知りませんでした。読まれた本の書評を拝見して、同じ本をよんでいるものの多くが共感できたのですが、読んでいない本の書評は共感する事が少なかったかな。児玉清さんのお墓参りにも行かれた程尊敬してらしたようで、人や本への敬愛が伺えて好感度大でした。2016/05/04

ポップノア♪@読書超絶停滞中

74
著者初のエッセイ。先日読んだ“わたしの本棚”は本との半生を綴っていたけど、こちらは読書のススメって感じです。「過去に読んだ本は今の自分を作り、今読んでいる本は未来の自分に繋がる」と中江さん。“ホンのひととき”ならぬ、四六時中 本と共に歩んでいる凛とした姿に憧れます。紹介されている本は111冊。“ジェントルマン”“砂の城”“おれのおばさん”はいつか必ずと決意。あとがきの「ひとりでしかできない読書は面白いことに『自分はひとりじゃない』と確認することでもある」の一文に、読書メーターを想起せずにはいられません。2022/05/05

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