内容説明
現役引退後の喪失感、焦燥感―ハーバード大学での2年間のコーチ研修で人生を取り戻し再び、世界の舞台に戻ってきた。ソウル五輪から25年。史上最年少で日本水連会長に選出された五輪金メダリストに学ぶリーダーシップ論。
目次
1 交渉―「東京五輪招致」招致活動で結実した交遊・外交力(勝利を掴むために)
2 組織―「日本水泳連盟会長就任」何を考え、どう展開するか(リーダーシップ;課題と展望)
3 文武両道―「ハーバード大学コーチ研修時代」人生の分岐点(人生という船出)
4 頂点―「ソウル五輪金メダル」世界の頂点を獲るための方法論(トップを獲る戦術;勝利の先を歩く)
5 鍛錬―「生い立ち」トップアスリートになる自覚(基礎づくりに徹す;指導者との巡りあわせ;集中力を味方に)
著者等紹介
鈴木大地[スズキダイチ]
1967年3月、千葉県習志野市生まれ。日本水泳連盟会長、順天堂大学教授(スポーツ健康科学部)、同大学水泳部監督。88年ソウル五輪で得意の「バサロスタート」を駆使し、100m背泳で金メダルを獲得。92年引退。94年、米・コロラド大学客員研究員として1年、98年にJOC在外研修制度で米・ハーバード大学に2年間のコーチ研修留学で滞在。2000年帰国後、順天堂大学水泳部監督に就任。07年順天堂大学で医学博士号取得。JOC理事、世界オリンピアンズ協会理事などを務め、水泳の普及に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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SU
2
私達の世代のスーパースターである鈴木大地さんの著書。読み終えて、こういう考えや経験を持った方を団体のトップに据えるなんて、その競技の未来が明るいと思いました。2014/04/29
Rike
0
鈴木大地さん……競技者としての実力もさることながら頭のいい人なんだろうな。自分の信念とそれをちゃんと言葉にすることかできる。そして、回りから慕われる人柄……それにトップになるには、丁度良い年齢でもある気がする。本を読んだだけでなんとも言えないけど、こんな人がトップになれば、何だか前に進んで行けそうだ。2015/05/05
ケイケイ
0
★★★
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- 和書
- 料理の意味とその手立て