内容説明
一番のごちそうは「夫の留守」定年から幾年月。妻のしつけが功を奏し、無職・テレビ人間から「踊る年金男子」へ華麗なる転身を遂げたオジサン(夫)とのままならぬ日々。老いるショックに朗らかに立ち向かう爆笑アンチエイジングエッセイ。
目次
第1章 つかずはなれず夫婦の距離
第2章 子にも孫にも尽くしんぼう
第3章 遠くの親戚近くのともだち
第4章 恋もあります性もある
第5章 老いるショックを受け止めて
第6章 お家にいても危険がいっぱい
著者等紹介
小川有里[オガワユリ]
1946年高知県生まれ。エッセイスト。女性、夫婦、家族、育児、介護、社会現象をテーマに新聞、雑誌などに執筆。地方紙に連載中の『おばさん事典』は11年にわたる長寿企画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なにょう
18
生々しいがこれが実際のところだろう。高齢者の日常生活を綴るエッセイ。ご飯を食べなければ生きて行けないが、準備や片付けは面倒。小川さんは決めた。朝と夜は作るから、昼は自分で調達せよ、と旦那さんに求める。朝も用意してあげるあたり、優しい。★よくもまあ、こんなにネタを集めたものだ。おなかいっぱい、ご馳走さま。2017/10/27
キリン
16
段々と先が見えてきた年頃。参考になりました。嫁さんには暖かい言葉をかけて、大事にしないとね。2017/05/15
しらたま
11
目当ての本が見つからず、つい手に取る小川さん。「定年ちいぱっぱ」後のオジサンとの暮らし他、楽しめた。 24時間中5時間同居の夫婦生活いいな。2食は有里さんが作るのだから、冷たいなんて思わない。「オジサンは留守が一番役に立つ」とはい言い得て妙? 家事全部させておいて笑顔まで見せて欲しかったら、せめて妻を労わる。自分だったら、と想像できない男性、不思議でたまらない。一回り以上若い我が家、この先どうしようか?2024/01/25
恋空
10
ふふふ🤭含み笑いしながら頷きつつ読みました。2024/07/05
さか
4
クスクス笑いながら読了。他人事と思っていたが、将来自分もこうなるのかと思うと恐ろしい。 ホラー介護されないように、頑張らないと!笑2022/01/24
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