内容説明
七賢人と共に描く日本発の「第三の軸」。有史以来はじめての課題に直面している我々人類のために―「近代の秋」における成熟を問う。
目次
序 「新しい資本主義」を考える(古川元久)
1 西洋主導の資本主義体制に代わるもの(中谷巌)
2 利益至上主義からの脱却で資本主義の崩壊を食い止める(川上量生)
討論その1 社会の成熟について
3 「承認・評価」を買う幸福への新しい消費(山田昌弘)
4 密教の視点から幸せの本質を見つめる(永田良一)
討論その2 貨幣システムについて
5 渋沢栄一に学ぶ持続性のある資本主義(渋澤健)
6 足し算から引き算の時代へ(黛まどか)
討論その3 国民の成熟について
7 「目に見えない資本」を見つめる日本型資本主義の原点へ(田坂広志)
後序 新資本主義宣言(水野和夫)
著者等紹介
古川元久[フルカワモトヒサ]
1965年生まれ。88年、東京大学法学部卒業後、大蔵省(現・財務省)入省。93年、米国コロンビア大学大学院留学。94年、大蔵省退官。96年、民主党結党に参加し、衆議院議員選挙初当選。以後、6期連続当選(愛知2区)。この間、内閣官房国家戦略室長兼内閣府副大臣、内閣官房副長官、国家戦略担当大臣・内閣府特命担当大臣(経済財政政策・科学技術政策・宇宙政策)などを歴任。またNPO法人「TABLE FOR TWO」や、“BEYOND Tomorrow”プロジェクトを実施する一般財団法人「教育支援グローバル基金」の創設に参加
水野和夫[ミズノカズオ]
1953年生まれ。77年、早稲田大学政治経済学部卒業。80年、同大学大学院経済学研究科修士課程修了。八千代證券(国際証券、三菱証券、三菱UFJ証券を経て、現・三菱UFJモルガン・スタンレー証券)を経て埼玉大学大学院経済科学研究科客員教授などを歴任し、日本大学国際関係学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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