内容説明
「とりあえず、今日一日」と言い聞かせ、やれることをやってみる。ゆっくりと生きていけばいい…。今の時代を生き抜くヒントとしなやかな提言、著者の最新コラム集。
目次
1 震災後のこの国を生きる
対談 苅部直×香山リカ―現実をよりよく直視するために
2 あなただけじゃない
3 診察室から眺めてみれば
4 「いま」に向き合う
5 本から見る 本から学ぶ
6 問題の根は深い
著者等紹介
香山リカ[カヤマリカ]
1960年札幌市生まれ、東京医科大学卒業。立教大学現代心理学部教授。精神科医としてクリニックでの診察を続けながら、新聞・雑誌への寄稿やテレビ出演、また各地での講演など、幅広く活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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xtc1961ymo
5
震災後に出した香山さんのエッセイ集、毎日新聞連載のコラム「心の万華鏡」+αです。コラムの部分はいまいちとりとめが無く筆が流れているような。その他の部分、本について等々の方が面白かった。2014/12/07
sasa
5
名前は知っていたけれど、この人の本を初めて読みました。さらしの話しのところが、結局同じことしてるんじゃない??っておもったけれど、それ以外のところはよかったかなと思います。2013/06/24
粋花
3
私も、自分にできることから少しずつやっていきます。2015/04/04
ゆうゆう
3
毎日新聞連載コラム+α。誰からも頑張ったといわれなくても、自分を認めてあげよう。誉めてあげよう。厳しいと思ったら、逃げながら前を向こう。2014/01/12
MOCCO
3
★★★☆☆:いつか読んでみたいと思っていた香山さんの本。肩の力がスーッと抜ける言葉が多かった。ナチのT4作戦の話に愕然とした。言葉にならない思いが込み上げた。次は、エッセイ集ではない本を読んでみたい。2013/06/24