内容説明
渡辺美智雄、アラカン、沢村栄治、網野善彦…自らの信念に従って骨太な人生を歩んだ「昭和の人」の50の物語。
目次
労働界のドン・山岸章
いまだに“えぐい”山岸章の発言
最後の大物NHK会長・海老沢勝二
絶滅危惧種の人間くさい政治家・渡辺美智雄
陸前高田出身の千昌夫
「星影のワルツ」とある少女の死―千昌夫
“歌う不動産屋”の挫折―千昌夫
陰湿な日本風土と戦った画家―古沢岩美
“画鬼”古沢岩美
孫正義の父・孫三憲の“天才教育”〔ほか〕
著者等紹介
佐野眞一[サノシンイチ]
1947年東京生まれ。早稲田大学文学部卒。出版社勤務を経て、ノンフィクション作家に。97年に『旅する巨人宮本常一と渋谷敬三』で第28回大宅壮一ノンフィクション賞を、2009年に『甘粕正彦乱心の曠野』で第31回講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gtn
2
山下文男のように決断(転向)できる人物はまれではないか。机上の哲学より体験を優先できる人間は案外いない。2017/12/11
ケロたん
1
武田鉄矢の三枚おろしより。半数は知らない方。もう半数は名前だけ。昭和はまだ戦争が尾を引いてます。2021/10/15
tecchan
1
サンデー毎日連載シリーズ第4作。 有名・無名、良きにつけ悪しきにつけ、時代の流れのなか、大きな役割を果たした人物を取り上げている。正力の影武者として我が国への原子力導入に力を振るった「柴田秀利」氏ほか、野口務、荒戸源次郎、古沢岩美など、これまで名前も知らなかった人々が取り上げられており勉強になった。2017/12/01
onepei
0
分野が偏っている気はするけどゴツゴツ(一部小粒)した人ばかり。網野善彦、北杜夫は私も好きなので。2012/09/02
つちのこ
0
図書館本。2012.12.5読了2012/12/05