内容説明
よい子と、元よい子のためのゆかいな妖怪カタログ。おさえておきたい古今東西の妖怪100種が大集合。
目次
妖の巻
怪の巻
穴の巻
著者等紹介
村上健司[ムラカミケンジ]
1968年、東京生まれ。フリーライター。妖怪探訪家、全日本妖怪推進委員会・世話役。幼いころから妖怪に興味を持ち、全国の妖怪伝承地を取材
宇田川新聞[ウダガワシンブン]
1971年、東京生まれ。木版画などの作品で、雑誌の挿絵や書籍の装画を多く手がける
天野行雄[アマノユキオ]
1970年、岡山生まれ。妖怪造形家。アートユニット「日本物怪観光」を主宰。イラストや立体作品などで日本各地の妖怪を紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ましろ
18
毎日小学生新聞に連載されていたものから100体ピックアップされて本になったらしい。水木しげるとはまた違ったイラストで、宇田川新聞さんの木版画がまた味のある絵で面白くなかなか良かった。紹介している妖怪の下に《妖怪アナ情報》としてその土地のお祭りや他にもこんな妖怪がとか豆知識が載っていてとても丁寧な本。読んでいて楽しかった♪2016/01/16
さといも
17
7歳子に読み聞かせ。色んな妖怪がいて子がとても喜んだ。私も知らない妖怪がいて私も楽しみました。2019/04/28
くるぶしふくらはぎ
15
わが町の図書館の「涼しくなる本」コーナーからチョイス。いいセンスでしょW。日本人なら家に置いておきたい1冊です。妖怪と一緒に暮らす感覚が大好きです。ものに魂が宿るアニミズム、妖怪って、ここから生まれてますよね。だから、物を大切にしないと妖怪が出てきて悪さをするとか、自然を破壊すると祟られるとか、妖怪がいるからこそ育まれる礼儀や節度を、もっと大切にしていきたいな。2016/08/06
八百
14
読友(…と勝手に思ってるw)はこちゃんさんから以前にオススメされた本を図書館で見つけて読んでみた。毎日小学生新聞の連載と言うことでまぁ子供騙しくらいにしか思ってなかったのだが「これはこれは!!」と唸るほどのレベルの高さ。妖怪のプロフィールは子供向けで平易な文なれど内容は本格的、巻間の解説も史実から文献まで大人のファンも楽しめる充実の仕上がり。それもそのはず著者の村上健司さんは沼上蓮次として京極小説にも登場するくらいその筋では有名な人なのでありました。勿論ググったのですが(^-^;2013/05/23
ブックマスター
6
妖怪が好きな私にとっては、とても為になったし楽しめました。夜眠る前に読んだので、ちょっと怖いイラスト(歯黒べったり、ヒダル神は怖かった… 震)の時は夢の中に出てこないか心配でした(笑)図書館で借りたものなので、返さなくてはいけないのが名残惜しい…。気になる妖怪は、今急いでノートにまとめ中です!具体的に、日本のどこにいる妖怪なのかということが書かれていて、へぇ~と感心しました。好きな妖怪がいる地に行ってみたくなりました♪妖怪で町おこしをしているところもあるんですねぇ。2012/06/18