内容説明
就職して豊かな社会人生活を送るために、大学生活で何をすればよいのか。本書で取り上げたトレーニングを積み、深く、充実した大学生活を送る君は、やがて面接でキラリと光る人材になっていくだろう。そしてその時、君は社会で通用する一味違った自分をも、つかみとっているはずだ。
目次
第1章 こんな大学生活なら就活も恐くない!(どこの筋肉を鍛えているのか意識してトレーニング!;素早い点火が就職の成否を分ける ほか)
第2章 社会に求められる“自分の芯”のつくり方(一度自分への執着を捨ててみよう;学問を学ぶのに必要なのも、また学問 ほか)
第3章 “ディープな体験”が学生を仕事人に変える!(ディープな取り組みが血肉をつくる;ディープの対義語となるチープは絶対に避ける ほか)
第4章 就職活動の時期になったら(自分のスイッチがオンになる職場を見つける;循環する身体感覚を信じる ほか)
就職力を養うためのブックリスト
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitei
298
著者が大学生に向けて書いた1冊。就活といえども読書は大事で表紙にもあるように1日200ページ、1,000冊を読むことを目標としていたけど私も学生時代に達成していて良かった。これからも読んでいきたい。ツァラトゥストラの本は今からでも読んでみたいな。2015/10/14
カッパ
24
とにかく1日200ページからはじめなさい。とはなかなか良い言葉がけです。もはや成長する人は少数派な35歳も越した私が読むべきなのかはわからない。私は20代は恋愛と自己憐憫とお酒に捨てた。勉強は捨ててました。なのでようやくはじめたところです。それも謎の読書という方法です。いつになることやら。とりあえず最低で200ページは私も読むからね!2018/06/09
魚京童!
15
http://kuzirappa.blog.fc2.com/blog-entry-1474.html2014/03/12
ふね
14
某企業の面接からの帰路で立ち寄った本屋で目が合って、すっと引き寄せられた。齋藤先生の本の根底には、常に「努力」がある。小手先だけの就活ハウツー本よりずっと納得感をもって読めた。「就活力」も結局その人の人間力なのだろう。会社の選び方などはこの1年で実践していきたい。2015/02/17
双海(ふたみ)
12
斎藤先生の御著書にあたるのは久しぶり。「正直なところ、僕の実感では、年間読書量が100冊以下の人は、学生として、これから社会に出ていこうとする人間として、問題外だ。」「大学時代に1000冊読破」「1000冊読めば必ず、知識の水準が変わる」これらを厳しい言葉と受け取るか、当たり前だと受け取るか。たしかに本を読んでいない人間と言葉を交わすのは恐ろしく退屈なものでありましょう。2013/12/04




