内容説明
今日もライバル、JR東海道線とデッドヒート。時速120キロで疾走する“走り”が魅力の京急のすべて。ドル箱の羽田空港線、三浦半島の観光地を巡る他社との覇権争い、幻の三浦半島循環鉄道計画など、関東の都市間連絡鉄道の代表格、京急の知られざるエピソード。
目次
1 京急のプロフィール
2 京急の歴史
3 特徴ある京急の車両技術
4 京急の車両
5 京急の保安システム
6 京急グループ
7 湘南のスプリンター京急
著者等紹介
広岡友紀[ヒロオカユキ]
米国系航空会社客室乗員を経て、現在、鉄道航空アナリスト。東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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謙信公
4
残念ながら、1度も乗ったことがない。京浜間という人口過密地帯で、沿線開発で人を集めずとも既成市街地を結ぶ都市間連絡鉄道に集中できる立地に恵まれている。車両は走りの軽快さと高速性が特徴。JR東海道線という横綱級を相手に高速高密度運行で対抗。三浦半島と南房総を一団として観光開発も行い、クロスシートを一般車で設置するなど、潜在的観光需要にも期待。最近では、2019年9月5日の大事故が記憶に新しい。踏切で立往生していたトラックに時速120kmの快特電車が衝突。70人以上の死傷者が出、2日間不通となる大惨事だった。2020/04/28
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- 斎藤緑雨全集 〈巻2〉