捨てられたいのちを救え!―生還した5000匹の犬たち

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620319001
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0036

内容説明

見放されたペットたちを保護し、里親探しに走り回るボランティアスタッフと、過酷な状況でも懸命に生きようとする犬たちの感動実話16編。

目次

柴犬のチビ―命を救ってくれた叫び
川に捨てられたシェルティー―人間って勝手だね
ハチ公みたいなハチ子―主人を待ち続けた末に
マルチーズのタロウ―息子を手放すせつなさ
ダックスフントのマルクス―もしも言葉が話せたら
ラブラドールのラブちゃん―命が燃え尽きる前に
がんのダックスフントたちを救え―私たちは「商品」じゃない
閉じこめられたジャッキー―不幸せの悲しい音
やせこけた六匹の番犬―動物と暮らす資格
家のない柴犬のサブ―この犬小屋あげます〔ほか〕

著者等紹介

石井文子[イシイフミコ]
1935年、埼玉県生まれ。結婚を機に群馬県高崎市で暮らす。2001年、財団法人日本動物愛護協会本部の賛助会員になり、同年、同協会群馬支部を結成。現在まで支部長を務める。捨てられた動物たちの救出や里親探しに奔走するとともに、学校や地域で講演会を開くなど啓発活動にも力を注いでいる。08年から同協会評議員

木部克彦[キベカツヒコ]
1958年、群馬県生まれ。毎日新聞記者を経て、出版社「あさを社」(群馬県高崎市)専務取締役。出版業とともに、食・料理、社会福祉、葬儀などの分野で取材、執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まつじん

17
思ってたより個人的な活動の記録でした。うん、おっちゃんも将来、いやできることから協力したいものです。2015/04/05

Humbaba

7
いくら博愛主義の人であっても、一人の人間が飼育できる動物の数は限られている。そのため、すべての動物を一人で救うことはできない。ただし、動物を譲渡する際には、無条件で譲渡するわけにはいかない。相手のことをよく知り、本当に大切にしてくれる人だけに渡すようにしなければ、不幸が再生産されてしまう。2013/10/18

Humbaba

2
幸福に暮らせているペットの割合は、全体の2割程度でしかない。ペットも家族の一員という言葉を耳にする機会は増えたものの、それが多くの人の心にしっかりと残っているかといえば残念ながらそうでもない。ペットの幸福は、飼い主によるところが大きい以上、その瞬間だけではなく将来を見据えて一生大切にする覚悟を持って飼うことを決めなければいけない。2014/05/24

航輝

1
図書館本 捨て犬を動物愛護センターで預かり新しい飼い主を探すまでのノンフィクション 様々な理由から捨てられる犬たちに常に寄り添う著者の熱い想いが伝わってくる それに対して捨てる側からの言葉や態度の温度差が激しい 著者の犬たちの代弁が刺さる2021/03/04

樹999

1
以前、同じようなテーマを扱った本を読んだときには純粋にペット業界や無責任な飼い主に対する怒りを感じたのに…なぜだろう?この本からは偽善しか感じない。ペットは喋れないからこそ守らなければいけない、それは同感だ。だが、そのペットたちの声が聞こえるとして一々「僕は~だ」とかペットが言っている(と感じた、と注釈はあるものの)文章が差し挟まれているのが鬱陶しい。言いたいことは痛いほどわかる、が、如何せん読者が存在する読み物である以上、語りが鬱陶しいのは痛い。 捻くれだろうか?申し訳ない。「人間て勝手」尤も。しかし…2013/01/31

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