内容説明
えっ、「おいしい」には120もの言い方があるんですか!?まったり、こんがり、しこしこ、まろやか、馥郁、こりこり、ぬらぬら、甘露、ぷりぷり、こっくり、ポクポク…言葉で味わう「おいしさ」の雑学。
目次
春(シャキシャキ;まったり ほか)
夏(みずみずしい;つるり ほか)
秋(つややか;脂がのった ほか)
冬(ほかほか;ぬるい ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
和草(にこぐさ)
12
日本語には食に関する擬態語があふれている2022/09/30
きゅー
6
料理や食材を表現するには様々な言葉がある。たとえば「ホクホク」と言えば焼き芋やふかし芋を、「シャキシャキ」と言えばキャベツやセロリなどの野菜を思い出す。こうした擬音語・擬態語は日本人の歴史と生活に根付き、私たちは無意識にそれらを使っている。本書は、そうした言葉の歴史と受容を紐解く一冊だ。先のホクホクに戻ると、この擬音語を芋以外に使うことはめったにないのでは。芋特有の水分や粘り気が少なくて崩れるような口当たりや、心地よい温かさがホクホクになる。これがもし肉まんならホカホカだったり、アツアツなどと形容する。2023/03/09
soyokaze
1
ご飯を食べながら、これはどんな見た目と食感だろうと考えたくなる。そして言葉にしたくなる。2012/09/19
よっちん
0
図書館。2014/06/22