内容説明
ハンセン病者として、在日コリアンとして、長い苦難の道を歩んできた著者の魂のメッセージ。
目次
家族との別れ
チビッ子用心棒
説教泥棒
ガキ大将時代
ビッコになったチョウセンジン
米泥棒と母の情け
立たされ坊主
この朝鮮ガキめ
日本人になり切ろう
満洲へ行きたい〔ほか〕
著者等紹介
国本衛[クニモトマモル]
1926年、韓国全羅南道に生まれる。本名、李衛。4歳のとき、茨城県在住の父を頼り、母と渡日。1941年、14歳のときハンセン病を発症、第一区府県立全生病院(現在の国立ハンセン病療養所多磨全生園)に入院する。1974年から、全生園入園患者自治会中央委員を10期10年つとめる。ほかに在日韓国・朝鮮人ハンセン病患者同盟委員長、『多磨』誌編集長などを歴任。1993年3月、「らい予防法人権侵害謝罪・国家賠償請求」訴訟に第一次提訴原告の一人として参加、同年9月の口頭弁論期日において原告意見陳述。現在、ハンセン病違憲国賠訴訟全国原告団協議会(全原協)事務局長。著書に、『生きて、ふたたび』(毎日新聞社、新日本文学賞受賞)などがある
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