内容説明
本書は、大阪大学における一般教育科目「経済学」の私の講義ノートに、若干の加筆と訂正をくわえて、大略そのままテキスト化したものである。しかし著者としては、本書が平易な入門的テキストないし参考書として、大学の教養課程で利用されるほかに、経済学を教養として自分で身につけようとする人びとや、経済学の性格やフレーム・ワークをあらためて考え直してみようという人びとにも、適切なガイドとして役立つことを期待している。
目次
第1章 社会科学としての経済学
第2章 経済体制へのアプローチ
第3章 歴史的変化の図式―マルクスへのコメント
第4章 近代的経済発展の過程
第5章 さまざまな資本主義の展開
第6章 豊かな社会の経済問題
第7章 社会主義と開発途上国の問題
第8章 世界のなかの日本経済
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