内容説明
著者・小浜正幸氏は、12年間にわたって日本企業の米国駐在員を務めてきた。そのときに仕事を通じてジョージ・W・ブッシュ氏と知り合うことになる。素顔のブッシュ氏は、陽気で気さくなアメリカ人であった。「一度会えば誰でも彼を好きになりますよ」と言う。ところが、日本のメディアが映し出すブッシュ大統領は、好戦的で恐ろしい人というイメージばかりである。そのギャップはどこからくるのか?その検証を試みた。
目次
第1章 大統領ジョージ・W.ブッシュ(第43代アメリカ合衆国大統領・ジョージ・W・ブッシュ;気さくで陽気なブッシュ氏 ほか)
第2章 9・11(2001年9月11日;なぜ中近東からテロリストが生まれるのか ほか)
第3章 ブッシュ大統領は再選されるか(再選に向けて動き出した;再選の鍵を握る経済政策)
第4章 ブッシュ政権と日米関係(どう付き合うのか日本と米国―アーミテージ・レポートから;ブッシュ政権は、日米関係を重視している)
著者等紹介
小浜正幸[コハママサユキ]
1938年10月、大阪生まれ。大阪大学法学部卒、1962年日立製作所入社。以来、国内営業、ニューヨーク駐在、レバノン事業所長、輸出第一営業所火力部部長代理、エジプト事務所長、ロサンゼルス事務所長、海外事業推進本部次長兼渉外部長、国際事業本部次長、日立GEライティング取締役社長補佐を歴任。1999年4月より国際コンサルタント会社・グローバル・エム・ケー代表、現在に至る。1987年ジョージア州名誉中佐、1992年ロサンゼルス市名誉市民、1996年ダラス市名誉市民の称号を受ける。1991年、ロサンゼルス地域への貢献で外務大臣表彰を受ける
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