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内容説明
星辰、植物、動物、調度、宗教、文字…、あらゆる素材を取り入れた家紋の世界。その洗練された造形美に秘められた心を語る。
目次
第1章 家紋その形と心(家紋にこだわった太宰治;原始美術に家紋の祖型;旗と共に生まれた家紋 ほか)
第2章 家紋をめぐる物語(稲をもたらした長寿の鶴;鶴紋を侮辱されて戦争に;鶴紋に似せて城を築く ほか)
第3章 家紋ミニ事典(自然紋;植物紋;動物紋 ほか)
著者等紹介
楠戸義昭[クスドヨシアキ]
歴史作家。1940年和歌山県生まれ。立教大学社会学部卒。毎日新聞社編集委員などを歴任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キヨミズ
7
家紋に関係する書籍が類々とある、図書館にて本書が特に目に留まりました。花鳥風月が家紋に表れているところがわかりました。現代、花鳥風月が無くなっているといわれるなかで、ふと目を凝らしてみると自身が持つ、代々の家紋にそれはある。なんとも粋です!カバー面に書かれている絵は、絵ではなく、全て家紋。鳥や月といったものも家紋とは、可愛い!そして、私も自身の家紋を調べました。調べた結果もよかったのですが、それとともに、このことを聞く折りに親との会話も楽しくできたところをよかったです!皆さんもぜひ調べてみては?2013/10/29