内容説明
ケネディ、レーガン、クリントンから歴代の日本首相、有名スター、実業家など、現代史を創ってきたリーダーたちの知られざる素顔を、同時通訳の第一線で活躍した著者が英語の博識とユーモアで語る。
目次
1章 歴史をいろどった名せりふ
2章 リーダーたちの卓越したユーモア
3章 お国が変わればユーモアも変わる
4章 コーヒーブレイク―あの時・あの人・あの言葉
5章 食文化に見る異文化間コミュニケーション
著者等紹介
村松増美[ムラマツマスミ]
1930年東京都生まれ。56年、日本生産性本部派遣日米同時通訳者第一団として渡米。米国国務省、日米貿易協議会調査部長を経て65年帰国。この間、早稲田大学およびジョージ・ワシントン大学で夜間英文学と国際経済を学んだ(いずれも中退)。日本初の同時通訳者グループ、サイマル・インターナショナルの創設に参加、社長、会長を務めた。現在は文筆、講演等に活躍するかたわら、長年異文化間の橋渡しをしてきた経験を生かしてNPOの「えむ・えむ国際交流協会」を設立、多くの国の人々と国境を越えた英語とユーモアの交流を目指している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
16
どんなに英語が話せても、日本語がうまく扱えなくてはできない。それが同時通訳です。いや~面白かった。財界などに掲載された文章をまとめたものですが、彼独自のエスプリにニヤリ。言葉って結局、自分らしさを伝えるための道具なわけで、その感覚をほかの人の目線で読むのは楽しいです。悪趣味すれすれのイギリスの冗談のセンス(チャールズ皇太子のworld's second oldest professionとか)、アメリカ人らしいストレートなジョーク。切り取り方が好みでした。図書館放出本。2016/11/08
あゆみんぐ
0
政治家を含む著名な人々のエピソードから英語の言い回しを学べた。2014/01/25
まふ
0
第1線通訳者の英語に関するエッセイ。面白かった。さすが、と思うところ多々あり。2002/05/16