内容説明
司馬文学の舞台へ。各地の風土に触れ、歴史を考えながら、旅は続いた。
目次
『峠』
『空海の風景』
『国盗り物語』
『夏草の賦』
『燃えよ剣』
『故郷忘じがたく候』
『貂の皮』
『覇王の家』
『新史太閤記』
『竜馬がゆく』
著者等紹介
荒井魏[アライタカシ]
1945年、東京都生まれ。早稲田大学政経学部卒。69年に毎日新聞社に入社し、西部本社報道部、サンデー毎日編集委員、第二図書編集部長などを経て東京本社学芸部編集委員。日本余暇学会理事
楠戸義昭[クスドヨシアキ]
1940年、和歌山県生まれ。立教大学社会学部卒。毎日新聞社編集委員を経て歴史作家
重里徹也[シゲサトテツヤ]
1957年、大阪市生まれ。大阪外国語大学ロシア語学科卒。82年に毎日新聞社に入社し、下関支局、福岡総局などを経て、東京本社学芸部副部長
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感想・レビュー
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たつや
43
毎日新聞学芸部のお三方が司馬さんの魅力や約10作品の魅力や解説をした、ある意味マニアックな本ですが、予習、復習にもなり、面白いほんです。2016/11/06
tecchan
1
毎日新聞連載。司馬遼太郎の小説の舞台を歩きながら、その背景となった我が国の風土や歴史を考える。紹介された小説の今まで気づかなかった魅力がわかり、再読しようという気持ちになった。2018/05/07
咲
0
司馬遼太郎の小説世界を読み説く本です。「峠」河井次之助、「空海の風景」、「国盗り物語」斎藤道三、「夏草の賦」長宗我部元親、「燃えよ剣」土方歳三、「故郷忘れじがたく候」朝鮮陶工の沈寿官、「覇王の家」徳川家康、「新史太閤記」、「竜馬がゆく」、「てんの皮」の作品が紹介されている。2013/02/18