内容説明
漢字をひもとけば、生き方が見えてくる。ちょっと不思議な文字エッセイ。
目次
第1章 歩く文字、走る文字(丸は四角、四角は丸?;長嶋さん、長島さん、長嶌さん ほか)
第2章 鷲づかみにされた心(文字そのものに聞く;横棒は人生、縦棒は歴史 ほか)
第3章 漢字でない漢字(古代文字・漢字の魅力;「港」は人魚の象形文字? ほか)
第4章 誠の花を学ぶ(手から手へ教え、学ぶ;学ぶは真似ぶ ほか)
第5章 点は一生(文字に表れる自分;始末の悪い達筆 ほか)
著者等紹介
南鶴渓[ミナミカクケイ]
1941年兵庫県生まれ。書家。63年鳴鶴流第3代岡村天渓に師事し、70年天渓会結成、主事。89年鳴鶴流第四代襲名。91年中国・西〓印社にて個展開催(文化庁後援)、93年『信可楽也』(西〓印社・天渓会共同編集)監修・出版、98年中国・浙江省王羲之墓所内に「王羲之顕彰碑」建立、碑陽碑陰文全揮毫
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