内容説明
130回旅をして。悠久の歴史を描く画家・平山郁夫氏。そのかたわらには仕事の同志ともいえる夫人が常にカメラを抱えて付き添っていた―。
目次
1 楼蘭(シルクロードの旅へ;夢に見た楼蘭 ほか)
2 天山南路(ウイグルの美しい娘;土塔に伝わる悲話 ほか)
3 西域南道(死のタクラマカン砂漠;ラクダに乗り隊商気分 ほか)
4 吐魯番(炎熱の吐魯番;吐魯番のブドウ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
75
私は、シルクロードに惹かれて読みだしたら。上野の東京美術学校(あとの東京芸術大学)の同級生で。将来、一緒になるなどとは夢にも思いませんでした、と平山郁夫のことが書いて有ります。その上に二人の写真が載っています。あ、あれ~と、思って調べてみると。いまは亡き日本画の大家、平山郁夫さんの夫人が書いた本を借りてきてしまいました。なお、平山美知子さんの本を読むのは初めてです。字が小さくて、読めない大きさ。🌿続く→2021/07/21
Kei
12
平山郁夫画伯の奥さま。絵をかく人の縁の下の力持ち。シルクロード行くつもりだったので、関連本多数読んでいるのですが、家庭の事情でキャンセル。普段やらない事前予習すると、こうなるなあ。(涙)2015/03/27
ジュースの素
1
70〜80年代、規制の厳しい中、何度もシルクロードに赴いた記録。郁夫氏はスケッチするのみ。 細かな記録や行く先々の下調べなどは全て妻の美知子氏。妻のお陰で郁夫氏の名声はあるのだなぁと強く思う。2023/04/24
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