内容説明
天皇制・まちづくり・外国人労働者問題。三つの難問を解きつつ描く、〈共生社会〉の鮮烈なるビジョン。気鋭の法哲学者集団の知的冒険の書。
目次
序章 〈人間が豊かな共生社会〉をめざして
第1章 天皇制を問う視角―民主主義の限界とリベラリズム(「経済大国」の自画像と天皇制;王様を愛する民主主義;リベラル・オールタナティヴ)
第2章 まちづくりとコミュニティ(地域社会論へ招待;「住民主導」の本質;住宅再開発のまちづくり;コミュニティ・センター)
第3章 日本社会と外国人受け入れ問題(将来予測の試み;モラルの不安;共生社会と外国人)
終章 論争の公共化のために



