内容説明
神は本当に存在しないのだろうか?ベストセラーのホーキングやウィトゲンシュタインの論理を超えて、宇宙・神・心の三つを統一した構図のもとに書き下ろした野心的な科学論。
目次
第1章 語りえないこと
第2章 法華経の秘密
第3章 阿弥陀仏の誓い
第4章 仏と四次元時空
第5章 神と無限分割
第6章 啓示の構造
第7章 イエス・キリスト
第8章 ダイモーン
第9章 小さな神々
第10章 場としての神・仏
第11章 さよならウィトゲンシュタイン
第12章 言葉の壁の見えないトンネル
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
村上春巻
6
【A】さよならヴィトゲンシュタイン
とこまた
2
大学三回生の春ごろだったか、ゼミの教授だか助教授だか助手だか誰だったかは忘れてしまったが「この本おもろいで」なんつってな会話してるのを聞き、背伸びしたい盛りの私、なけなしのバイト料で早速こっそり購入した。キリスト教と仏教との違い、一神教と多神教のこと、無限と有限のこと、数学と論理学、とにかくその当時真っ新だった私の脳みそに、一つの解釈軸を作ってくれた貴重な書物。今に至るまであらゆる方面に対する興味は尽きないのはこの一冊の本のおかげかも。ま、その後ゼミ室でこの本に関する話題が反復されることはなかったが。
こらっと
0
【2009-12】2009/02/09