出版社内容情報
結婚13年。愛の賞味期限が過ぎても、平穏な生活が続くと思っていた。あの人が現れるまでは…。夫婦の歪みと「再生」を高解像度で描く、恋愛文学の極致。
【目次】
内容説明
若く華やかな美登利の積極的な態度に、戸惑いつつ男として喜びを隠せない孝之。ひょんなことから二人の関係に気づいた涼子は複雑な感情に苦しむ。そんなある日、孝之は涼子に偽って美登利と参加したツーリングで事故に遭い、大事なものを失う…。気づかぬうちに“深い川”に隔てられた二人は、再び漕ぎ寄ることができるのか?
著者等紹介
村山由佳[ムラヤマユカ]
1964年東京都生まれ。93年『天使の卵 エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞、09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、島清恋愛文学賞を、21年『風よあらしよ』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
わいほす(noririn_papa)
7
二人の夫婦の本音を知っている読者はお互い素直になればと願いつつも、当たり前であるがそれでは面白くならないので(笑)、岩にせかるる滝川は割れたままどんどん離れていってしまう。小さな劣等感を満たされた男は可哀想なほど滑稽に落ちてゆくが、出てくる男はみな似たり寄ったりの弱さ、ずるさがあり、出てくる女は皆強い。この女性陣の強さが読後に現れる、ある種の爽快感なんだろう。そして主人公の勤める広告代理店あるあるの理不尽に対する主人公の獅子奮迅の活躍も色恋感情ばかりの不倫小説とは一線を画した面白さを醸し出している。2025/12/13
Jas
4
孝之…。お前は最後までとんでもねぇやつだ( ^o^)合わなかったのよ、二人は。お互いにのびのびと自分で居られる相手と、素直なコミュニケーションを取り合うのがいいよね。2025/11/27
さかいゆうき
3
面白かったー。 不倫小説というジャンルはないんでしょうけど、不倫小説というジャンルになるくるらい、物語の展開も面白かったです。 涼子は結局自分自身のことをそこまで打ち明けずに、終結させたあたりが、読んでいて良く出てくる自分自身へのプライドが高い女が出ていました。 夫の不倫相手は結局この先、うまくやっていけるのだろうかなども想像を掻き立てられる。 (人のものを欲しがる女というのがあったので。) これは、もう一度読みたいと思いました。2025/12/06
朝日
3
それぞれがそれぞれ自由に恋愛するような形になり、離婚する結末に…話しやすい人、自分を必要としてくれる人と向き合いたいよね。2025/11/10
ナオ
2
単なる不倫小説と思って読み始めたが、生き方の小説でした。2025/12/01
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