内容説明
大日本帝国海軍が広島の呉海軍工廠で極秘建造を進めていた新型戦艦A‐140は、将来の対米戦を見据えていくつもの新機軸が投入されていた。世界最大・最強を目指して建造されたこの戦艦は、昭和一五年八月八日の進水式で正式に“大和”と命名される。すでに連合艦隊旗艦となることが決まっている“大和”は、果たして太平洋戦争開戦に間に合うのか!?著者渾身の架空戦記、ここに発進!!
著者等紹介
林譲治[ハヤシジョウジ]
1962年2月、北海道生まれ。SF作家。臨床検査技師を経て、1995年『大日本帝国欧州電撃作戦』(共著)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ノーネーム
4
大和強いな。それ以外にも、電探、二等駆逐艦、新型砲塔、零戦等三人の海軍将校を中心として、動いている。今後これらがどう効いてくるか、非常に楽しみである。2017/02/04
YS-56
3
ずいぶんと丁寧に迫っていきましたね。そうして完成した戦艦の姿は…?これは今後の活躍が楽しみです。2015/12/18
へ~ジック
1
読み応えのあるお話でした。何がと言えば、まだ設計図上の存在ですらないA-140を実現するために男達が戦っているところだな。予算獲得、全くの新機軸。果たしてそれらに実現性があるのか?そうした事に覚悟を決めて決定を下していく。格好良かった。2016/01/29
ルタベガN
0
薀蓄を書きたいのか、小説を書きたいのか、よくわからなかった。中途半端。2016/04/12
アオイ模型店
0
架空戦記のイラストに鈴木雅久氏を起用はリヴァイアサン戦記以来か? 新戦艦大和というタイトルそのものは梶原一騎作品にありますが、アレと違ってコレは空を飛びません(苦笑 2016/04/10