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内容説明
優しい気持ち。愛する気持ち。教えてくれたのは、ソックスでした―映画原作。
著者等紹介
サイトウアカリ[サイトウアカリ]
本名・澤本嘉光。1966年生まれ。東京大学文学部国文科卒。電通にてCMプランナーとしてCMの企画制作に携わる。クリエーター・オブ・ザ・イヤー賞、東京コピーライターズクラブ最高賞、カンヌ広告祭銀賞など国内外の数々の広告賞を受賞。最近の主なテレビCM作品は、東京ガスの「ガス・パッ・チョ!」シリーズ、ソフトバンクモバイル「予想外な家族」シリーズなど多数。映画「犬と私の10の約束」では初めて脚本を手がけた。同題小説が初の著書となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あいら
8
犬はねぇ・・・ダメなんです。 ベロベロなめてくるしじゃれついてくるし、めんどくさい。 なのに健気になんかいろんなアピールしてきて、あげく私より先に死んじゃう。 犬はダメなんです。 かわいくて、ダメなんです。 猫も鳥もダメなんです。 でも、そのかわいい存在に何よりも癒され助けられているのは人間なんですよねぇ。 ダメだダメだと言いながら、目の前にいれば構いたくなるし、口絵の写真はいつまで見ていても飽きません。 実は隣の家のおじいさんの気持ちに一番共感しました。 犬の笑顔はいいですねぇ。2019/02/22
白義
7
生き物を飼う人なら多くの人が知っている、作者不詳のネット詩「犬の十戒」。それを元にした小説……を映画化した映画……の脚本家が書いたというちょっと経緯のややこしい小説。著者名義を主人公の名前にして若干ノンフィクション装うのはちょっとずるいぞ(笑)!ストーリーは全て一緒らしいのでノベライズに当たるのだろうか。母親を失った哀しさ、それからの全ての生活に光を与えた愛犬ソックスとの日々、それを底で支える10の約束の重みが自然と響く、いい児童文学という感じの一冊。最後の約束を最後まで伏せているのが上手いポイントだった2018/04/21
シュウ
6
たんたんと語られているけれど、優しい気持ちが詰まってます。忘れがちになる大切なことを思い出させてくれました。夜中にすっかりやられました。。2013/09/22
きょん
5
途中まで実話だと思って読んでいました。 ちょっと都合が良すぎるな?と思いフィクションだと気づく。でも10個目の約束が明らかになるところは涙が出ました。動物と生きることは尊いな。2022/06/12
paseri
5
映画原作。私も動物を飼っていて、その子との向き合い方について見直すきっかけをもらいました。つい“与える”ばかりを意識してしまうのですが、それ以上に“与えられている"関係があるんですね。とても読みやすく、10のメッセージにも心が温まります。素敵な一冊でした。2017/05/10
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