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女信長

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  • サイズ B6判/ページ数 501p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784620107028
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

織田信長は女だった―鬼才が、空前絶後の大胆な発想で、史実のなかに「生身の信長」を描ききった、傑作戦国小説。

著者等紹介

佐藤賢一[サトウケンイチ]
1968年山形県鶴岡市生まれ。90年山形大学教育学部卒業後、東北大学大学院文学研究科博士前期課程(西洋史)入学。後期課程進学後、98年9月単位取得退学し、現在は執筆に専念している。93年「ジャガーになった男」で第6回小説すばる新人賞、99年『王妃の離婚』で第121回直木賞をそれぞれ受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マツユキ

19
ずっと気になっていた作品。女ながら、父の意志で、織田家を継いだ御長が、舅である斎藤道三から出会う事から始まります。御長に限らず、男だから女だからという部分には首を傾げますが、御長のややこしい立場は、読んでいて、飽きなかったし、南蛮や、新・旧のこだわりは面白かったです。色々あったけど、お農、光秀との関係は、好きでした。最後の家康も。美少女好きです。2022/10/14

明野 立佳

14
面白いんだけど。すごいきちんと設定されてるんだけど。でもナナメ読みが精一杯。 信長が女だったら、いや、もう女だったでしょ!とうっかり信じてもいい。痛いけど。 しかし、しっかり読み通せなかった。2013/05/19

リードシクティス

12
西洋歴史小説の第一人者である佐藤賢一が日本の戦国時代を扱った作品というだけでも出版当時は目を見張ったものだが、それが織田信長を女性として描くという変化球作品。もっとも昨今のソシャゲやラノベではよく見る設定ではあるけれど。他の戦国大名たちとは一線を画す織田信長の革新性をすべて「女だから」に持っていく辺りは短絡的との批判もあるだろうが、自分的には「もしかしたらこういう可能性もあったのでは?」とちょっと思わせられるくらいの説得力は感じられた。エロ多めなのはいつもの佐藤賢一作品と同じ。2019/11/03

れみ

12
図書館で借りました。時代ものはここ最近読んでなかったけど面白かった。織田信長(御長)もまあかっこいいというか共感するところもあるんだけど、やっぱり明智光秀が素敵だった。本能寺の変の辺りからラストがすごく好き。さて読み終わったから録画しておいたドラマも近いうちに見よう。読みながら、これは天海祐希さんも悪くないけど黒木メイサちゃんでしょう!と思ってたら、もうすでに彼女が舞台でやってるのね。なるほどやっぱり(^_^)2013/04/19

りー

9
“信長は女性だった”設定を無理矢理書ききるとこうなるのか、という感想。浅井長政、明智光秀への女心。ただ、「いやいや、ちょっと待って!」と、言いたくなるくらい女性の見方がなんだか変です。著者の女性観が出ているのだとしたら嫌な感じ。納得や共感が全くできなかったのが残念。“実は女性でしたネタ”でいうと、漫画ですが東村アキコさんの「雪花の虎」の方が数段上の面白さ。この作者さんのフランス史ものは好きなのに、なんだかこれを読んだせいで、若干テンションが下がりました。エピローグの天海和尚も、蛇足に感じてしまいました。2018/12/15

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