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犯罪有理―だから、日本人を殺した

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784620106946
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

公安から逃げた女、カネの夢に侵された男、底なし沼への回廊を密航で結ばれたものどもが堕ちてゆく。「K号犯」窃盗団と替え玉殺人犯との“接点”とは。激動の中国をルポし続ける著者が挑む、渾身のフィクション。

目次

プロローグ 蒼い夜明け
第1章 女人行路
第2章 地図のない航路
第3章 還流する時間
第4章 消えない地図
第5章 したたかな結び目
第6章 闇の航海
第7章 遠い接近
第8章 偽りの証明
終章 底の破れた船

著者等紹介

森田靖郎[モリタヤスロウ]
作家。1945年兵庫県生まれ。1970年代初めに中国青海省を初めて訪れ、その後取材のフィールドとして中国を旅し、文化大革命、改革開放、天安門事件、そして社会主義市場経済化、香港返還と、奔流渦巻く中国と同時代を生き、常に現場に立ちルポを発信し続けている
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