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著者等紹介
宮内婦貴子[ミヤウチフキコ]
1933年静岡県生まれ。脚本家。日本シナリオ作家協会会員、日本脚本家連盟会員。代表作に映画「野菊の墓」(81年)、「人間の約束」(86年)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
47
“わたしは僧籍を捨てて、あなたと一緒になろうと何度思ったかしれないのです。けれど、わたしが僧侶を辞めたら、わたしではなくなってしまいます。…それがおそろしいのです…。” わたしでなくなったわたしが、どうして、あなたを幸せにできますか?なんて問われたら、好きだから大切だからこそ言葉に詰まる。辛い恋。無理やり心に折り合いをつけかけた時に、病の再発。修行の妨げになるからもうドナーになって欲しくないなんて、切なすぎる。教え子からの移動教室のお土産は「恋愛成就」のお守り。ふたりにそれぞれ手渡すなんてナイスプレー。2019/11/16
マッピー
16
確かにピュアではありますが、やはり主人公の精神年齢が幼い気がします。何なら教え子たちの方がよほど大人。子供たちの成長著しく、悪ガキトリオは人を思いやること、自分の頭で考えることなどを覚え、ルナも、自分が辛くても周りのために行動できる子になりました。裕太は元々良い子でしたが、裕太の母は裕太を引き取るどころか、妹まで忍に押しつけて男と失踪。どうもルナの母親といい、自己中でダメな母ばかりですね。父親たちも、今一つだけど。というわけで、病気と純愛はどうあれ、子どもたちが頑張ったで賞です。2024/05/23
カキフライ
1
ドラマの小説版なのでストーリーがトントン進み読みやすい。主人公2人に胸熱。それにしても3巻「みつる」(女)といい本巻の佐竹といい、ライバルキャラは必要だったのかねえ。妙に押しが強くて空気読めなくてウザいという、同じ傾向のキャラで、物語の世界から浮いていると思う。2012/12/17