ハーレクインＳＰ文庫 白いベールは偽りの色

フォックス，スーザン【作】〈Ｆｏｘ，Ｓｕｓａｎ〉/高杉 啓子【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2016/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 197p／高さ 15cm
• 商品コード 9784596993298
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

幼くして両親を亡くし、伯父夫婦に育てられたアリソンは、伯父の経営する銀行が経営難で存亡の危機にあると知らされた。ある日彼女は、牧場主のブルーを訪ねるよう伯父から命じられる。ブルーは貧しい生まれながら油田を当てて大富豪になった人物で、数回すれ違っただけだが、厳しい表情と青い瞳が印象的だった。その彼が、銀行を救う代償に彼女との結婚を申し入れたという。世間の信用を得たいからって、妻をお金で買おうとするなんて！そんな結婚は論外だが、伯父への恩を思うと簡単には断れない。なんとか話をつけようと、アリソンはブルーに会う

スーザン・フォックス［スーザンフォックス］

高杉啓子［タカスギケイコ］

内容説明

幼くして両親を亡くし、伯父夫婦に育てられたアリソンは、伯父の経営する銀行が経営難で存亡の危機にあると知らされた。ある日彼女は、牧場主のブルーを訪ねるよう伯父から命じられる。ブルーは貧しい生まれながら油田を当てて大富豪になった人物で、数回すれ違っただけだが、厳しい表情と青い瞳が印象的だった。その彼が、銀行を救う代償に彼女との結婚を申し入れたという。世間の信用を得たいからって、妻をお金で買おうとするなんて！そんな結婚は論外だが、伯父への恩を思うと簡単には断れない。なんとか話をつけようと、アリソンはブルーに会うことにした。

著者等紹介

フォックス，スーザン［フォックス，スーザン］ ［Ｆｏｘ，Ｓｕｓａｎ］
揺れる乙女心を繊細な筆致で描き、長きにわたって読者の支持を集めつづけている人気作家。アイオワ州デモイン在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆう]

ボランティア活動をしているアリソンと愛を知らない牧場主ブルーの結婚から始まるロマンス。上手く自分をだせない不器用ブルーに対してアリソンが真っ直ぐ向き合っててカッとしても表に出してわめきちらしたりしないし、懐が深いというか。なんとも素敵な大人な二人だ。だからだろうな、情熱的にとかガンガン攻めてくとかそんな感じはあまりなくて、最後まで落ちついた気分で読めた。

2017/02/02

[すもも]

★★★★☆ AN ARRANGED MARRIAGE 1998年作品 不幸な生い立ちのせいで愛情を上手く扱えないヒーローを包みこむように愛するヒロイン。ヒーローは、これからずっと幸せでいられると思う。ヒロインと一緒なら。

2017/09/16