内容説明
本書ではMS‐DOSへの入り口であるコマンドプロンプトを題材に採りながら、Windowsしか使ったことのない人がMS‐DOSの基本的な操作を学べるよう構成した。さらにサーバー管理者必修のネットワークコマンドや、緊急時に対応できるピュアDOSも取り上げ、より深くMS‐DOSを理解しなければならない人への参考になるよう配慮。MS‐DOSを学ばざるを得なくなった人、あるいは個人的な興味からコマンドプロンプトを使ってみたい人の参考に。
目次
1 MS‐DOSって何だろう?
2 MS‐DOSを使ってみよう
3 一歩進んだコマンドプロンプトの使い方
4 Windowsのコマンドプロンプトでしか使えない(ちょっと)高度なコマンド
5 ピュアDOSを利用しよう
APPENDIX コマンドリファレンス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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自分の職場みたいなツールを自由に使えない職場でどのPCでも使えるコマンドプロントは便利。ルーチン的な気だるい作業を手軽に自動化できる。とはいえやはり非力で、少しでもその力を引き出そう本書を再読。本書の特徴はDOS(コマンドプロント)とはなんぞやというとこをWindows以前の歴史から解説し、ネットワークなどコマンドプロントならではの使用方法の解説に力が入っている。リファルンスを引き、使用例を学びたい自分としては実用性が足りないが、これはこれで興味深い内容で、なによりも著者の意気込みが感じられるのがよい。2016/11/02