ハーレクインコミックス☆キララ 熱いバレンタイン

さちみりほ/ヴィッキー・ルーイス・トムソン

ハーパーコリンズ・ジャパン（2015/02発売）

• サイズ コミック判／ページ数 120p／高さ 19cm
• 商品コード 9784596974570
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

クリスタが幼なじみのジャックから受けた秘密の相談、それは――「実は僕は小説を書いているんだ」おだやかな彼にそんな意外な一面があったなんて！　しかも、それは夢と憧れがつまった甘々のロマンス小説。男性であることを隠して書いているという。しかし取材で顔を出さなくてはいけなくなったため、クリスタは彼に替え玉を頼まれてしまう。初めてのニューヨークでテレビ出演！　しかも、超リッチな高級ホテルにふたりきりで泊まることになって…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[でんか]

幼なじみ同士のお話。ロマンス小説をコッソリ書いていた彼は、賞を獲ってしまい、とっさのことで彼女に代役を頼む。一緒に出版社へ出かける二人だが、てな話。相変わらず、お話のまとめ方がお上手というか、とても読んでいてあったかーい感じがする話の構成。ヘタレでロマンチストな彼も、バリキャリで有能な彼女も、イヤな感じになる手前の微妙なさじ加減で、コメディ調の楽しい恋愛ものになってます。よきよき。

2018/03/17

[kinta]

久しぶりに可愛い二人に遭遇。ロマンス作家と家のために必死に出世を目指す女子の奮闘ロマンス（笑）。著者の手にかかると瀕死するほど可愛くなるのが面白い（超褒め言葉）。人生一生懸命に生きるから恋も輝くのよ、と明るく気持ちの後押しをされる気分。

2017/12/26

[はじめ]

さちみさん好きなので読んでみた。ハーレクインでも王道から少し外れた設定で安定のコメディタッチなんだろうな～という予想通りで大満足。「君はスープを温めて僕の帰りを待っててくれるだけでいい。なんならそのスープだって僕が温めたっていい」ってすげーセリフだよ！でも、こんなセリフをもらえるヒロインは、絶対に黙って与えられてるばかりの女じゃないんだよね。

2017/12/17

[mtm]

お人好しでへたれなジャックだけど、「君が少女の頃に戻れるように」ってぐっと来る。クリスタの頑張り屋さんなところがまた良い。クリスタのチョコレート片手に、疲れたお昼休みや子供が寝静まってからってところがロマンス小説の醍醐味だよなとしみじみ痛感。

2015/05/29

[よっしー]

原作のヒーローはヘタレじゃないのかな？

2015/03/01