出版社内容情報
母の死後、19歳のメレデスは幼い弟とふたりだけになった。
困窮したメレデスは、長らく絶縁状態にあった
ファウラー大財閥を築いた、母方の祖父を頼るしかなくなった。
だが祖父は血筋のためなら、なんでもする冷徹な人物だという。
機転をきかせた彼女は屋敷に着くなり、権力闘争から守るために
弟を自分の息子だと偽るが、すぐに激しく後悔した。
祖父の後継者、実質上の大財閥の統括者であるデインに、
身持ちの悪い女だと、底冷えする目つきで蔑まれたから。
そして、メレデスは寡黙で美しい彼に心を奪われたから。
内容説明
母の死後、19歳のメレデスは幼い弟とふたりだけになった。困窮したメレデスは、長らく絶縁状態にあったファウラー大財閥を築いた、母方の祖父を頼るしかなくなった。だが祖父は血筋のためなら、なんでもする冷帝な人物だという。機転をきかせた彼女は屋敷に着くなり、権力闘争から守るため弟を自分の息子だと偽るが、すぐに激しく後悔した。祖父の後継者、実質上の大財閥の統括者であるデインに、身持ちの悪い女だと、底冷えする目つきで蔑まれたから。そして、メレデスは寡黙で美しい彼に心を奪われたから。
著者等紹介
ドナルド,ロビン[ドナルド,ロビン] [Donald,Robyn]
ニュージーランド北部の牧場主の家に、1男5女の長女として生まれた。15歳で師範学校に学び、19歳で結婚、同時に小学校の教師となる。子育てを終えて休んでいた教職に戻ったとき、そのかたわら執筆を始めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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