出版社内容情報
夫は、ケイトの妊娠を知らないまま交通事故で世を去った。
結婚生活は夫の異常な嫉妬と貧困にあえぎ、地獄のようだったが、
それから5年、ケイトは幼い息子を心の支えに生きてきた。
ところが、ある日、弁護士を通じて、思いもしない知らせが届く。
絶縁していた、裕福な夫の両親が会いたいと言ってきたのだ。
息子を取り上げられるのではとケイトは怯えるが、
現れた美貌の弁護士の顔を見て、思わず息をのんだ。
彼もじっとケイトを見つめている。亡き夫にそっくりな目をして。
それは夫が妬んでやまなかった、従兄のエイドリアンだった。
内容説明
夫は、ケイトの妊娠を知らないまま交通事故で世を去った。結婚生活は夫の異常な嫉妬と貧困にあえぎ、地獄のようだったが、それから５年、ケイトは幼い息子を心の支えに生きてきた。ところが、ある日、弁護士を通じて、思いもしない知らせが届く。絶縁していた、裕福な夫の両親が会いたいと言ってきたのだ。息子を取り上げられるのではとケイトは怯えるが、現れた美貌の弁護士の顔を見て、思わず息をのんだ。彼もじっとケイトを見つめている。亡き夫にそっくりな目をして。それは夫が妬んでやまなかった、従兄のエイドリアンだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
19
夫ジョナサンが亡くなってから5年、葬儀の時に冷たい対応をされ妊娠を告げなかったヒロインは1人で息子を育てて来た。夫の憧れのいとこであり、嫉妬の対象だったヒーローがヒロイン親子を見つけ出し、自分の身に何かあったら息子はどうなるのかと不安を抱えるヒロインはしぶしぶ夫の実家に滞在する事に。優秀ないとこを超えられないジョナサンは可哀想ではあるけどかなり歪んでいるわ〜。母親もちょっと問題あり。若く美しく経済的にも自立したヒロインだけどロマンス部分はあまり楽しめなかった。ヒーロー両親、ジョナサン父は良い人でほっ。2020/04/15
mum0031
4
画家のケイトと、亡くなった夫の従兄弟で弁護士のエイドリアン。 事故死した夫は、妊娠の事実を知らないまま逝った。 夫の親族とは疎遠のまま、5年が過ぎ ある日弁護士から、夫の両親との面会を求められる。 エイドリアンが、偶然に遺児の存在を知り、働きかけ面会が実現する。 エイドリアンは、浮気女と思いながらも、ケイトに引かれ。 また、ケイトも頭では支配される事に反発するが、心では引かれる。 2018/01/02
