出版社内容情報
スペインを旅行中、夜の山道でリーザの車が動かなくなった。通りすがりのジャガーがゆっくりととまり、降りてきたのは陰鬱な光を瞳に宿す伯爵マルコス・レジェス。連れていかれたのは、山すそにくっきりとそびえたつ古城だった。伯爵には、祖母が決めた許嫁がおり、だれも傷つけずに断るために、リーザに婚約者のふりをしてほしいのだという。その夜、祖母のもとで愛を誓い、伯爵に口づけされた。とたん、リーザはうろたえた。まるで恋人とするようなキス……。偽りの婚約者と知りながらも惹かれていくのをとめられない。
内容説明
スペインを旅行中、夜の山道でリーザの車が動かなくなった。通りすがりのジャガーがゆっくりととまり、降りてきたのは陰鬱な光を瞳に宿す伯爵マルコス・レジェス。連れていかれたのは、山すそにくっきりとそびえたつ古城だった。伯爵には、祖母が決めた許嫁がおり、だれも傷つけずに断るために、リーザに婚約者のふりをしてほしいのだという。その夜、祖母のもとで愛を誓い、伯爵に口づけされた。とたん、リーザはうろたえた。まるで恋人とするようなキス…。偽りの婚約者と知りながらも惹かれていくのをとめられない。
著者等紹介
ウィンズピア,ヴァイオレット[ウィンズピア,ヴァイオレット] [Winspear,Violet]
ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。第二次大戦中、14歳の頃から労働を強いられ、ロマンス小説を書き始める。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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