内容説明
冷淡な家族に虐げられて育った、５姉妹の末っ子リー。とりわけ、企業帝国に君臨する父は家でも権力を振りかざし、標的はいつも、美しい母や姉たちではなく冴えないリーだった。その父が亡くなり、家を離れていたリーも６年ぶりに帰郷する。とはいえ歓迎はなく、母も姉も“遺産目当て”となじるばかり。落ちこむリーに、ただ一人声をかけてくれたのがリチャード―リーの初恋の人で、父の後継者と噂される敏腕な会社経営者だ。どうして彼は、はみだし者の私に優しくしてくれるの？いぶかるリーに、リチャードは思いもよらない提案を持ちかけた。
著者等紹介
ダーシー，エマ［ダーシー，エマ］ ［Ｄａｒｃｙ，Ｅｍｍａ］
フランス語と英語の教師、コンピューター・プログラマーを経験したのち、ロマンス小説の作家に転身。豪ニューサウスウェールズ在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ちゃろ
4
⭐⭐⭐両親や姉妹から関心や愛情を向けられずに育ったヒロイン。家族のもとを離れて6年後に父親の葬儀で帰郷。小さい時から見守ってきたヒーロー。家族の確執のなかで、ヒーローのヒロインに向ける温かな愛情が感じられる。ヒーローの心情が描かれることがないのでちょっと物足りなかった。2014/10/18
akiyuki_1717
3
ヒーローは良い人なんだけど、何年もヒロインを思っていた割にはヒロインの気持ちに無頓着で、出来る男の割には行き当たりばったりで、一つ一つ問題を解決していく努力が見えなくて、右も左もろくでもない登場人物で、最後にはヒーローの出生の秘密のどす黒さにそこまでですか…って感じでした。ヒロインの求めていたヒーローになりたかったというなら、そんなに秘密を持ってちゃ無理だよね。結婚してからもっとメロメロぶりを表すとか、真実をチラ見セするとか上手く立ち回ってくれるともっと楽しめた気がする。2020/04/09
たまきら
3
まんがで。なんですかこの男子！好きな人にははっきり大きな声で、隠し事はなし！はい、大きな声で！…あ～自分の息子だったらお尻たたいてますね。2015/04/20
アーコ
0
再読。2014/09/25
