内容説明
12歳で失明したロクシーはボランティアとして、同じ境遇の人々を勇気づける活動をしながら暮らしていた。ある日、弁護士である父の事務所に向かう途中、ロクシーは父の顧客マーカスとぶつかってしまう。目の見えない彼女を特別扱いしない彼の態度は新鮮で、ロクシーはマーカスに興味を覚えた。何度か顔を合わせるうち、しだいに二人の距離は縮まっていくが、一通の残酷な手紙によってロクシーの想いは打ち砕かれた。運命は光だけでなく彼までも奪うの?自棄になった彼女は…。
著者等紹介
ウィタル,イヴォンヌ[ウィタル,イヴォンヌ] [Whittal,Yvonne]
南アフリカ生まれ。南アフリカの各地を舞台に、もつれる愛の物語を数多く描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。