内容説明
「今日はあなたに、結婚をお願いにあがりましたの」突然訪ねてきた艶やかな黒髪の美女、セーブルにそう告げられ、ジョゼフ・ランバーディは呆気にとられるしかなかった。話によれば、彼女は亡き夫の一族に息子を奪われそうになっており、見せかけだけの夫を今すぐにも必要としているらしい。そこで、夫の友人だったジョゼフに白羽の矢を立てたという。まったく、こんなばかげた話があるだろうか？１００万ドルを引き換えに支払う、というセーブルの必死の懇願を、最初こそ一笑にふして退けたジョゼフだったが…。
著者等紹介
エストラーダ，リタ・Ｃ．［エストラーダ，リタＣ．］ ［Ｅｓｔｒａｄａ，Ｒｉｔａ Ｃｌａｙ］
ロマンス小説家の母親の影響を受け、様々な職業を経てから自身も作家に転身。精力的な作家活動のかたわら、アメリカ・ロマンス作家協会（ＲＷＡ）の創設に加わり、初代会長として尽力した。その功績により、彼女の名を冠したＲＩＴＡ賞が設けられ、優れたロマンス小説を著した作家に贈られている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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*ニコル*
3
素直になれば話しは早いのに(笑)じれったいところも楽しく読める作品でした。2015/08/26
まめもち
1
息子を亡夫の両親にとられないための便宜結婚を持ち掛けるセーブル。競馬場建設のために資金が必要なジョー。利害が一致するが本当の結婚にはしないという取り決めも最初っから惹かれあってる２人には無意味。ヒーローは典型的な仕事人間で家の事は二の次三の次。しびれを切らしたヒロインの行動力に押され気味。ベタなプロポースに踏み切るヒーローが最後に男らしさを取り戻した感じ。2016/08/07
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