内容説明
クレオは大手金融機関の頭取ジュードの個人秘書として働き、冷徹で気難しいと評判のボスから厚い信頼をよせられていた。だが、そんなクレオに卑劣な罠が突然襲いかかる。元ボーイフレンドが執拗につきまとい、彼女の弱みにつけこんで、大金を差し出すよう恐喝してきたのだ。心臓に持病のある叔父には、絶対に心労をかけられない。かといって亡父の遺産にはある条件がつけられているため、容易に手は出せない。せめて、あの条件さえ満たせれば…。悩んだ末、クレオはボスに訴えた。「私と結婚してほしいんです」。
著者等紹介
ハミルトン,ダイアナ[ハミルトン,ダイアナ][Hamilton,Diana]
イギリスの作家。ロマンス小説家として1987年にデビュー。その後数多くの名作を世に送る。2009年5月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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