内容説明
ミラノの高級ホテルの寝室で、リーヴァはショックに凍りついた。別居中の夫デミトリオが勝ち誇った顔をして待ち構えていたのだ。激しい恋に落ち結婚したものの、分かち合えたのは情熱だけ。やがて喧嘩が絶えなくなり、支配的な夫から逃げ出したのだった。いまデミトリオは、伯爵家の子息との結婚を願う妹のために理想の兄夫婦として体面を保つ必要があるので戻ってこいと言う。無条件に慕ってくれる義妹はリーヴァにとっても大切な存在。断ることなどできないと思う一方、元に戻ることもできない…。板挟みの彼女をいたぶるように、デミトリオは返事を迫った。
著者等紹介
ゴードン,ルーシー[ゴードン,ルーシー][Gordon,Lucy]
栄誉あるRITA賞を2度も受賞している実力派。雑誌記者としてさまざまな経験を積んだのち、1984年、ロマンス小説家へと転身した。これまでに50作以上の作品を上梓している。英国在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまと
2
図書館本 うーーんこのヒロイン好きじゃない。自分勝手過ぎて本当に、びっくりでした。 2016/08/28
はっつん
1
あ〜、やっぱり気の強いヒロインって、好みじゃないわ。二人の言い合いばかりの場面も、ハッピーエンドとわかっていても、げんなりする。ヒーローはずっとヒロインが大好きで、小屋のエピソードはすごく切ない。ヒーロー妹も良い子で、その彼氏も、ヒロインが「頼りない」とか言ってたけど、最後男気をみせてカッコ良かった。本当、ヒロインだけが、ちょっと自分勝手な可愛げのないヒロインに思えた。きっと、ヒーローは気の強い女の子がタイプなのねと思いました。2016/04/02
月
0
★★★☆☆強い男と強い女。どっちもどっちで自分勝手だったり可愛いところあり、ロマンスには有りがちなすれ違いありなんだけど、総体的にはおもしろかった。ヒロイン妹の恋人の、ラストの男度上げが私的ツボ。2016/12/21
アーコ
0
お風呂で再読。2014/04/19
ちゃろ
0
⭐⭐⭐再読。夫婦再生もの。ヒロインの行動がちょっと子供っぽいかな2013/09/15