内容説明
「弟との結婚をやめろ」式当日に花婿の兄クィンに命じられ、純白のドレスに身を包んだペイジは凍りついた。どうやらクィンは、ペイジの父親が彼ら一族の会社で横領を働き、その罪をごまかすために娘を嫁がせるのだと疑っているらしい。確かに父の強い勧めもあって半ば強引に決まった縁談だが、ペイジにはとうてい信じがたい話だった。一方、ペイジも共犯だと思いこんでいるクィンは、反論にも耳を貸かず、さらにとんでもないことを言い出した。君たち父娘の策略から弟を守るため、僕が君と結婚する、と。
著者等紹介
マートン,サンドラ[マートン,サンドラ][Marton,Sandra]
80年代にロマンス作家としてデビューして以来、多くの作品を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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akiyuki_1717
2
終始スッキリすることなく終わってしまいました。友人のプロポーズに押し切られ婚約して三週間後に式を挙げるのを承諾するのも納得いかないし、そのお披露目会で気になるヒーローと出会うと言われるままにのこのこ付いていく神経も理解できない。ヒーローはヒロインの言うことに全く耳を貸すこともなく、誤解ばかりしています。ルビーの指輪の存在も後半に無理やり意味付てる感じ。何年も前に一度だけ行った宝石屋の店主をファーストネームで呼び、ヒロインとの関係も知らないのに連絡してきたり、繋がりに無理を感じました。2017/02/16
Mari
1
★★★★2011/03/28