内容説明
ザーラは東バラカット公国で遺跡の発掘に励んでいる。ある日、早朝のオアシスで水浴びをしていたとき、黒馬に乗り、頭布をなびかせ颯爽と現れた男と目が合った。男の美しさ、そして熱い誘惑のまなざしにしばし釘づけになるが、盗賊の可能性もあると気づき、彼女はその場を逃げ出した。数日後、王室の宴に招かれたザーラは、衝撃の事実を知る。例の“盗賊”の正体は、なんと君主プリンス・ラフィだったのだ!再び彼に熱い視線を送られ、彼女は動揺のあまり独り宴を離れた。まさか本物の盗賊が待ち伏せしているとも知らずに…。
著者等紹介
セラーズ,アレキサンドラ[セラーズ,アレキサンドラ][Sellers,Alexandra]
カナダのオンタリオ州生まれ。華麗なイスラム文化の魅力がふんだんに盛り込まれた作品のほか、イングランド、ウェールズ、カリブ諸島などを舞台にした物語も描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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