内容説明
社交界にもデビューせずに館を切り盛りしてきたグエンだが、愛する父が亡くなると、男爵位を継いだ高慢ないとこから、借金のかたに知人と結婚しろ、さもなくば幽閉すると脅される。あまりの仕打ちに、彼女は親戚の住む町を目指して逃げ出した。いとこの追っ手に見つからないようジプシーの一団に加わり、踊り子に扮して旅するある日、紳士たちが野営地にやってきた。一人の男に視線を注がれ、グエンは警戒しつつときめきを覚える。日が暮れ、かがり火の周囲でダンスが始まると、彼は囁いた。「踊ってくれ…私だけのために」そしてグエンの唇を奪った。
著者等紹介
ジャスティス,ジュリア[ジャスティス,ジュリア][Justiss,Julia]
軍人の夫とともにチュニジアに駐在していたとき、大使館で働きながらロマンス小説を書き始めた。1996年『意外な求婚者』がロマンス作家協会ゴールデン・ハート賞を受賞、その原稿を北米ハーレクイン社が買い取り、99年にデビューを果たす。現在はテキサス州に在住。フランス語の非常勤講師も続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mana
1
弟を守るため、ジプシーに扮して遠縁を頼ったヒロイン。旅の中出会った男と、パーティーで再会して…。ヒーローの思考回路が最低。ジプシーを見下しすぎていて、魅力が顔と地位以外ないが、逆に割りきっている感じが面白い。王道ものが飽きた人に。★★★2020/11/02
nayui
0
★★☆☆☆The Spymaster#3.『解かれた封印』→『馬上の密会』→『淑女は踊る』2012/02/01
葉月
0
C2010/11/09
Mrs.涼子
0
面白かった。ちょっと説明文っぽいところが気になったかなぁ。2009/09/21
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