内容説明
時はヘンリー王の御代。ウィルモント男爵の末弟スティーヴンは、大空をかける隼のように、自由と冒険をこよなく愛していた。イングランドでも名高い財力と魅力的な顔立ちのおかげで、女性たちにも親しまれ、宮廷でも楽しい日々を謳歌している。そんなある夜、目当ての女性の寝所を探して忍びこんだ部屋で、なんと若き日に夢中で愛を語り合ったマリアンと出くわした!あのときは別れの言葉も告げぬまま去ったが、相変わらず美しい。その姿がどこか悲しげに見え、スティーヴンは思わず手を伸べたが、マリアンはぴしゃりとはねつけた。「謝罪するには遅すぎるわ」。
著者等紹介
アントン,シャーリー[アントン,シャーリー][Shari,Anton]
秘書として働きながら創作活動に取り組み、1997年、念願の作家デビューを果たした。米国ウィスコンシン州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
20
今回もとっても良かった(☆∀☆) 双子の姉妹も可愛いし、前作から出てた子供達も健気で可愛くて。今回でシリーズは終わったけど、これまでの登場人物たちで、シリーズもっと続けてほしい。特に今回のラストにチラッと出た、ネティ、何だか気になるわ(^_-)2018/01/27
アネム
8
★★★★☆憎しみの果てにでは、ヒーローは、まだ大人になりきっていないかのような青さがあったけど、その青さのせいで、ヒロインは辛い思いをしていたのね。悪党がいないので、読みやすかった。2017/11/29
tona
6
やっとシリーズ完結。マリアンが何度も自身に言い聞かせる「欲情と愛は別物」という言葉は、現代のハーレクインの真髄を表しているのではないかと思う。 2015/11/25
yukko
1
kindle版にて。2020/09/17
nayui
0
★★★☆☆
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- 和書
- 勉強できる子卑屈化社会