内容説明
シャーンは明るく活動的な半面、よく小さな失態を演じていた。そんな妹が自分の立身出世の妨げになると考えた兄によって、彼女は1週間後に修道院に送られることになっていた。最後の自由を楽しもうと、城を抜け出して森を散策中、突然、荒ぶる猛獣がシャーンに襲いかかってきた―次の瞬間、閃光のように矢がかすめ飛んだかと思うと猛獣がどっと倒れ、彼女の前に眼帯をした雙眼の騎士が現れた。その圧倒的な存在感と鋭い視線にシャーンは震え上がるが、騎士は問答無用で彼女を抱え上げ、どこへともなく歩き出した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はっつん
2
ヒーローがされた仕打ちを考えると、後ろ向きになる気持ちも、わかるなぁ。そこへ、スーパーヒロイン登場!ヒーローを思い、身を徹して助けだし、自分が捕らわれても、自分で逃げてなんとかするし。他の人に求婚しているヒーローに、自分は無理だと思い、その上でヒーローの苦悩をきっぱりと、そしてやさしく諭し、癒していく場面は同じ様な困難にあったヒロインだからこそ。やっと、気付いたか!ヒーロー!なくてはならない存在だということに!2016/03/20
テト
0
血生臭い戦いが多く、もう少し二人の時間が欲しかった…っ! 2012/01/20
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