ハーレクイン文庫
追憶の重さ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 206p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784596930569
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

レベッカは名家の使用人の娘として生まれ、御曹子のジェイにかわいがられて育った。女性として花開いた十六の夏、レベッカは彼に身も心も捧げた。だが、新しい命を宿したとき、待っていたのは周囲の厳しい叱責だった。ふしだらな女と烙印を押され、ジェイに会うことも許されぬまま、彼女は身重の体で故郷を追われたのだった。十年後―レベッカのもとに、ある知らせが届く。“母危篤、連絡乞う。ジェイ”。

著者等紹介

リード,ミシェル[リード,ミシェル][Reid,Michelle]
情熱的な作風で、読者からの絶大な支持を集める作家。英国マンチェスター在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

26
周囲の大人たちに寄ってたかって非難され、16歳で故郷を追われたったひとりで子どもを産み育てたヒロイン。悪意に満ちた女性の工作と判明するのはなんと10年後。にしても、実の母にまで絶縁されるってひどすぎる。再会後のヒーローがどの辺りで事実究明に乗り出したのか、分かってから再読するとああ、と腑に落ちてすっきり。ヒロインのたくましさ、寛大さに感服。頼る人もない環境でどんなに苦労したか考えるともうちょっと恨みつらみがある方が普通なんじゃないのかと思っちゃうんですよね、凡人としては。2018/08/29

たまきら

24
1991年初版。16歳で妊娠し、親からも恋人からも捨てられたった一人で生きてきた女子の強さと、周囲のあまりの冷酷さにあ然。タイトル通り、まさに重いロマンスです。つか、16歳の女子に23歳の男子?これ今なら犯罪じゃない?傷ついているとはいえ年上とも思えぬ意固地さで女子を悲しませる男子には結局全く共感できずに終わっちゃった。事業を興し成功させたぐらいなのに、「逃げるべきではなかった」と自己を顧みることができる女子は、この男にゃもったいない…が、女子はね~。好きになっちゃうとね~。2018/10/30

やまと

9
再読。シークレットベイビーもの ヒーローまだましな方だけど。 女性を殴るのは駄目だわ。2019/09/30

ぽこ

4
シークレットベイビーの話。ヒロイン母が超ひどい人だった。母親が噂を黙認しちゃったら、どうしようもないよね。10年間音信不通だったのも理解できるなぁ。2014/09/04

ちゃろ

3
★★★☆☆  コミカライズ https://bookmeter.com/books/128851002018/06/15

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