ハーレクイン文庫<br> 涙の手紙

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ハーレクイン文庫
涙の手紙

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  • サイズ 文庫判/ページ数 219p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784596930521
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ブライアナは手にした封筒をじっと見つめた。これこそ実母が私に遺した、ただひとつのもの。愛情深い養父母のおかげで、私は幸せに暮らしてきた。自分を捨てた女性については考えたことさえなかった。それなのに、実母が弁護士に遺書を託していたなんて。これを読んだら今までの平穏な生活が、あっという間に崩れ去ってしまいそうな予感がする。思い悩むブライアナを、冷血弁護士として名高いネイサンが、気遣うような青い瞳で見守っていた。

著者等紹介

モーティマー,キャロル[モーティマー,キャロル][Mortimer,Carole]
1978年にイギリスでデビューして以来、これまでに刊行された作品は実に100冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

13
人間関係が実にややこしく、最後の謎解きまで混乱したままだった。ヒロインが当初聞かされていたような不快な人物はひとりも登場せず、本文中に書かれていたように少しずつ不幸な人が大勢いたのだと思う。それぞれに苦しい思いをしてもがいていた。終盤あたりで何故ヒロイン母が娘に宛てた手紙に肝心なことをなにひとつ書かなかったのか、その心情が分かってじわっと泣けた。実はタイトルは大げさなんじゃないかと思っていたんですけどね。養女ではあっても幸せな家庭で育てられたヒロインの率直な気持ちと行動がもつれた糸を解きほぐしたお話。2014/05/26

きき

2
あの人とこの人が昔に関係してて〜と頭整理しながら読むロマンス小説は苦手。ヒロイン実母がちょっと可哀想かなぁと思うけど不倫だしなぁと思い直したり誰も好きになれなかった。ヒロイン実父の妻の若い頃は遊んでて〜が幾ら何でもレベルで引いた。ヒーローヒロインの存在感がちょっと薄い2016/06/02

akiyuki_1717

2
再版ものですが、まどろっこしい内容にしては、さらっと読めた。ここまでややこしくする必要があったのか疑問にも思ったけれど、ヒロインが、あまりに違う生活環境と、ヒーローに決まった女性がいると知り、距離を置こうとしても、ヒーローはヒロインを手放さないよう、諦めないところが良かった。せっかく終盤まで引きずった疑惑があっさり解決してしまったので、もっと長編で読みたかったかな。2015/07/23

圓(まどか)🐦@多忙のためほぼ休止中

1
DSハーレクイン収録分。登場人物一人ひとりがそれぞれ弱さや愚かさを抱えてはいるけれど本当の悪人はいない。ラストもきれいに収まるべくして収まって気に入りました。ただ、遺産設定はなくても良かったです。ヒロインの母親の名前は某有名小説を意識したのかも。

ひまわり

1
DS収録分。ヒロインの出生の秘密をめぐるストーリー。思いっきりツボでした。2010/06/08

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