ハーレクイン文庫 秘密の妻

グレアム，リン【著】〈Ｇｒａｈａｍ，Ｌｙｎｎｅ〉/有光 美穂子【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2006/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 202p／高さ 15cm
• 商品コード 9784596930446
• NDC分類 933
• Cコード C0197

内容説明

施設育ちのロージィは幸せとはいえない子供時代を過ごしたが、実の父親に見つけだされ、共に暮らして、真の親の愛を知った。ところが四カ月後、父は心臓発作で急死してしまう。悲嘆に暮れる彼女の前に、父の養子コンスタンティンが現れた。遺言書により、遺産はすべてコンスタンティンに遺されるが、彼がそれを受け取る条件は、ロージィと結婚することだという。ロージィが養父の愛人だったと固く信じている彼は、蔑みの目を向けつつ、彼女に偽装結婚を持ちかけた。

著者等紹介

グレアム，リン［グレアム，リン］［Ｇｒａｈａｍ，Ｌｙｎｎｅ］
北アイルランド出身。ロマンス作家の中でトップクラスの人気を誇る。大学で法律学を学んでいた１８歳のとき結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚という経歴の持ち主。スリランカからの養子を含めた５人の子供を育てている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Michelle]

面白かったけど、疲れた〜。普通は「強弱強弱強強」みたいに話に波があるものだけど、この作品は「強強強強強強」というように最後まで突っ走った感がある。人の話をまったく聞く気がないヒーローが最後に「騙した！」と言って怒ってたけど、それはないんじゃない？

2024/07/18

[糸車]

ＤＳで読んで割とよかったので、紙でも読みたいと思って入手。電子書籍よりやっぱり普通に読むほうが合っていると認識。ぱらぱら読み返すときはとくに。ハーレ典型の傲慢で人の話を聞かない思い込みの強いヒーロー。ただ、口や態度で表されているほど強い人ではないのね。じっくり読むとああ、ここ、と気づく描写があちこちにあって、そう思うと可愛げのある男性かも。一緒に暮らすには忍耐強い女性じゃないと無理ではあるが。

2013/02/01

[矢田ふみえ]

金に執着せず、父の幸せな人生を生きてほしいという想いもあって結婚するロージィ。 誤解して辛辣な言葉で対応するヒロインとの掛け合いが、一気に読めた。

2015/06/16

[akiyuki_1717]

隠し子って子供が大人になっててもそこまでかくしとおさないといけないのかなぁ？養子は養子でいいんじゃないの？実子がいるわけじゃないんだし、母親もなくなってるんだから、妻を説得すればよかったのに…ってそれじゃ物語にならないですね。やっぱりリンさんのヒーローは好きになれないし、この終始喧嘩腰の会話はどうにかならないものなんでしょうか？バリエーションが無さ過ぎるでしょう。まぁ終盤ちょっとスカット出来るところは良かったです。

2015/06/01

[てん・ゆう]

再読。ヒロインの短気がすごいわ。ヒーローはいつものヒーローより断然良いほうなので余計に荒っぽく安っぽいヒロインに感じる。常にヒロインに肩入れして読むタイプの人は気に入るヒロインだろうけど…モーリス面白い。

2012/10/14