内容説明
戦争によって没落した名家の令嬢ヴィクトリアは、裕福な大牧場主のもとに嫁ぐべくニューメキシコまでやってきた。愛のない結婚、非情な夫に不安を募らせていた彼女は、冷たく光る目をしたたくましいガンマン、ローパーに心ならずも惹かれてしまう。彼の恐るべき計画とヴィクトリアの運命を大きく変える出来事が待っているとは知らずに…。女王の名作、待望の復刊!
著者等紹介
ハワード,リンダ[ハワード,リンダ] [Howard,Linda]
アラバマ州生まれ。少女のころから書くことが大好きで、自分の楽しみのために作品を書きためてきたが、1980年、30歳で作家デビューを果たした。以降、情熱的なロマンスを中心に多くの作品を発表し、アメリカをはじめ世界各国で人気は高まる一方。とくに彼女の描くヒーローは世界中の女性をとりこにしている。現在も生まれ故郷のアラバマ州に夫とともに暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
19
良かった、良かった、とっても良かった(☆▽☆) 今まで読んだリンダ作品の中でも、1位、2位を競うぐらい良かった(☆▽☆) これは三部作の一作目らしいので、あとの二作もとっても楽しみ(♡ω♡ ) ~♪2021/05/29
ぶく
2
読み初めは残酷で重暗くロマンス要素ゼロだったが、お話が進むに連れてヒーロー・ジェイクとヒロイン・ヴィクトリアのロマンスの焦ったさが堪らなくなる。サブキャラ達のロマンスも良いスパイス。何よりこの小説のテーマ・愛と復讐のロマンから逸れることなく、スピード感を失わせないストーリー展開が良い。そしてウェスタン物なので今読んでも古さがない。さすがリンダ・ハワード。最近の小説家でこんな系統を描く良い人居ないかな。2021/09/24
忠地 秋
1
ふたりのすれ違いにキュンキュンしました!2022/05/01