ＭＩＲＡ文庫 さよならのその後に

サラ，シャロン【作】〈Ｓａｌａ，Ｓｈａｒｏｎ〉/兒嶋 みなこ【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2019/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 400p／高さ 15cm
• 商品コード 9784596918017
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

別々の道を選んだ二人を、運命の嵐が再び引き寄せ……。
愛の痛みを知るすべての人に捧げる、著者渾身の感涙作。

「離婚しましょう」妻のヘイリーは涙を流し、そう告げた。一人息子を白血病で喪い、悲しみに打ちのめされた彼女は、息子と瓜二つの夫サムを見ることすら耐えられなくなった。愛ゆえに別れを受け入れたサムだったが、3年後、突然ヘイリーから電話がかかってくる。ハリケーンで建物に閉じ込められ、数日が経っているという。負傷して救助も期待できず、サムを頼ってきたのだ。あのとき放してしまった愛する者の手を、再びつかむチャンスが与えられた――しかし、同じ建物には逃走中の凶悪犯が潜み、彼女の身に危険が迫っていて……。

内容説明

「離婚しましょう」妻のヘイリーは涙を流し、そう告げた。一人息子を白血病で喪い、悲しみに打ちのめされた彼女は、息子と瓜二つの夫サムを見ることすら耐えられなくなった。愛ゆえに別れを受け入れたサムだったが、３年後、突然ヘイリーから電話がかかってくる。ハリケーンで建物に閉じ込められ、数日が経っているという。負傷して救助も期待できず、サムを頼ってきたのだ。あのとき放してしまった愛する者の手を、再びつかむチャンスが与えられた―しかし、同じ建物には逃走中の凶悪犯が潜み、彼女の身に危険が迫っていて…。

著者等紹介

サラ，シャロン［サラ，シャロン］ ［Ｓａｌａ，Ｓｈａｒｏｎ］
オクラホマ生まれ。存在感のあるキャラクターと刺激的なプロットを得意とし、各紙ベストセラーリストの常連。ダイナ・マコール名義でも多くの作品を著し、ひと味違った作風でファンを増やしている

兒嶋みなこ［コジマミナコ］
英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

なんでこの表紙なのかはよくわからないけれど、テキサスを襲う自然災害の驚異、息子の病死後図らずも離婚を選んだが今も愛し合っているご夫婦、銀行強盗…と様々な登場人物の視点が目まぐるしく入れ替わるお話です。そのせいでゆっくりと情緒に浸ることはできませんでしたが、ソープオペラを見ているような面白さはありました。この本で登場する保安官やFBIといった警察機関の有能さ、勤勉さは、ミステリーを読みすぎている人間にはすがすがしかったです。

2020/12/03

[Miyuki_fsog]

久々のシャロンサラ作品📖 分かっちゃいたけど、ヒロインをここまで傷つけなくても…(。>д<) 息子を失って離婚…3年の時を経ても こんなに愛されてるって、どんな感じだろ？リアルにそんな男いるかな？な感想♪ ラストはほっこりとしたハッピーエンドで 良かったわ💞

2019/10/22

[Rin]

再読) 息子を病気で失い、息子と似た夫といることに耐えられず離婚したヒロイン。ハリケーンによる水害で閉じ込められた空き家に、逃走犯も逃れてくる。助けを求めてかけたのは元夫の連絡先で…。息子を失ったのは元夫のヒーローも同じ。なのに悲嘆にくれ離婚したいというヒロインの気持ちを受け入れ、ヒロインを全肯定し、3年後の1本の電話から助けも優しさも与えるヒーロー…とてつもない。まさにシャロンサラのヒーロー。

2021/09/30

[ごへいもち]

サスペンスも甘め。こちらは有能、抜かりない。敵はマヌケ

2020/02/29

[Rin]

再読

2024/10/16