ＭＩＲＡ文庫 なくした愛を囁いて

バンクス，マヤ【作】〈Ｂａｎｋｓ，Ｍａｙａ〉/中谷 ハルナ【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2016/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 478p／高さ 15cm
• 商品コード 9784596916976
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

12年前、ザックにはグレーシーという恋人がいた。深く愛しあい、夜ごと星を見ながら将来を語りあった二人。だがある日、グレーシーは忽然と姿を消してしまい、幸せな日々は突然に終わりを告げる。いったいなぜ……彼女を捜そうと一流警備会社の職に就いたものの消息はわからず、以来、片時も彼女のことを忘れられぬまま歳月だけが流れていった。そんな折、仕事で高級ギャラリーを訪れたザックは、居合わせた美しい画家を見て凍りつく。「グレーシー？」うわずる声で呼びかけるも、彼女が見せた反応は、あまりに意外なものだった。

マヤ・バンクス［マヤバンクス］

中谷ハルナ［ナカタニハルナ］

内容説明

１２年前、ザックにはグレーシーという恋人がいた。深く愛しあい、夜ごと星を見ながら将来を語りあった二人。だがある日、グレーシーは忽然と姿を消してしまい、幸せな日々は突然に終わりを告げる。いったいなぜ…彼女を捜そうと一流警備会社の職に就いたものの消息はわからず、以来、片時も彼女のことを忘れられぬまま歳月だけが流れていった。そんな折、仕事で高級ギャラリーを訪れたザックは、居合わせた美しい画家を見て凍りつく。「グレーシー？」うわずる声で呼びかけるも、彼女が見せた反応は、あまりに意外なものだった。

著者等紹介

バンクス，マヤ［バンクス，マヤ］ ［Ｂａｎｋｓ，Ｍａｙａ］
ＮＹタイムズのベストセラーリストで１位を獲得する、押しも押されぬ人気作家

中谷ハルナ［ナカタニハルナ］
成蹊大学文学部卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[はっつん]

ヒロインの過去は、可哀想で悲惨だけど、ヒーローを愛し、信頼していたのなら、なぜあの時、自分の能力をもっと深く発揮できなかったのか？なんてなく、腑に落ちないし、頑ななヒロインに少々ウンザリ。そんなボタンの掛け違い状態がずーっと続き、真犯人も察しがつくのでここでもウンザリ。可哀想なヒーローだったけど、二人の誓いは守って欲しかったかな。せめて、一人だけの経験で。純愛を貫くなら、そこまで徹底しておくれ。

2016/12/13

[kokorika]

青年、少女の頃からお互いを大事な存在と感じていた二人が、少女に起こった辛い出来事で誤解が生じ離れ離れになってしまう。12年後再会するが､グレイシーはザックを憎み恐れる。そんなの彼女に昔と同じように愛を捧げ続け､ザックが愛を取り戻すまでがよく描かれている。愛を確かめ合うラストは､二人の幸せそうな姿が読めてよかった。

2020/05/06

[矢田ふみえ]

なんで拒否されているのかわからない。信頼関係を作る。職場の友人たちも支えくれる。よかったね。相手の気持ちがわかるというのに邪悪な考えがはいってくるのは、おかしな感じだけどね。

2017/02/02

[みみ４５]

なかなか痛い話でした。 お互いに一途に愛し合いながら、他人の悪意により引き裂かれた二人。 なんで俺を信用しなかったんだ。というザック。確かにそのとおりなんだけど。。。

2017/01/21

[yukko]

kindle 版にて。

2022/08/19